「結婚」という形にとらわれない
「芸能人ともなれば経済的に自立しているため、自ら未婚の母を選びやすいでしょう。今後、こういった家族の形を選ぶ女性芸能人は増えるのではないか」 と語るのは、芸能に詳しいメディア評論家の宝泉薫氏。たしかに、金銭的余裕がともなえば自分ひとりで育てるという選択肢は現実的だろう。また、自身のバックボーンが影響しているのではないかと言及する。 「浜崎は、母親について“この人と同じような間違いは犯したくないと思った”とも語っているほどです。彼女の母親は自由すぎて離婚してしまい、父親が蒸発。シングルマザーとしての子育てをせざるをえなくなった。それならば結婚という形にとらわれず、父親に頼らずに初めから自分だけで育てようと考えても不思議ではない」(宝泉さん) 華原も、小室哲哉や明治天皇の玄孫として知られる竹田恒泰といった男性たちと浮名を流してきた。「もう男性はこりごり」、そんなふうに考えてもおかしくないだろう。 歌手の山下久美子も布袋寅泰との離婚後、2000年に旧知の男性と未婚のまま、双子の姉妹を出産。今井美樹に略奪される形で離婚を余儀なくされた山下だったが、40歳で出産しシングルマザーの道を選んでいる。